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病院及び高齢者福祉施設防火安全対策研修会を開催しました

投稿日:2014年7月14日

伊予消防署管内の病院・高齢者福祉施設の職員を対象に防火安全対策研修会を下記により実施しました。
この研修会は、平成25年度から年2回のペースで実施しているもので、ここ数年、病院やグループホーム等で自力避難困難者が火災によって犠牲になる事例が後を絶たないことから、このような施設入居者を火災から守るため、施設職員に防災知識や迅速な初期消火・避難行動等の技術を習得させることを目的に行っているものです。
実施日等:平成26年7月7日(月) 13:30~16:30 伊予消防署 大会議室他
参  加  者:市内各施設から23名
今回の研修は、過去2回実施した際の参加者アンケートから、「実技をもっと多く」との要望が多かったため、実技研修をより多く取り入れた内容としました。
<研修内容>
〇 署長 開催あいさつ
〇 講義 予防担当 岡田直記
~火災発生事例と対応行動、消防用設備の取扱いについて~
同様施設における過去の火災事例を取り上げ、防火管理の状況や被害拡大の要因を検証しました。
火災時の対応行動については、階・間取り・出火場所の違いによる避難経路を中心に解説が行われました。
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〇 実技研修1 予防担当 山村忠弘
~火災発生時の避難、搬送方法~
徒手搬送の要領や布団・シーツなどの寝具を使った搬送方法、またハンドバッグやズボンなど
身近にあるものを使った搬送方法の手技を行いました。
入居者の搬送に便利な物品、また複数で協力し合えば意外にスムーズに搬送できたりと、いざと
いう時ため、参加者のみなさん積極的に実施されていました。
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〇 実技研修2 予防担当 石井宗徳
~火災発生時における模擬訓練・濃煙体験~
高齢者福祉施設において深夜の2時、夜勤者2名が勤務中、リネン庫から出火した想定で模擬訓練
を行いました。
歩行可能者・寝たきり者・車いす者などの入居者役を配置して、実際の車いすを使用したり自火報の
効果音を流すなど、より実践的で臨場感のある訓練としました。
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この模擬訓練では、チェックリストを活用した実施者の評価も行うことで、訓練で得た課題を
持ち帰り、それぞれの職場で生かしてもらういい機会になったと思います。

その後、煙体験ハウスにて避難の困難さを体験してもらいました。
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平成26年版 消防年報を公開しました

投稿日:2014年7月9日

平成26年版 消防年報

本年報は、伊予消防等事務組合行政をひろく一般に紹介するとともに、将来の参考に資するため、平成25年中の本消防組合の現勢及び消防業務の内容、火災救急統計等を収録編さんしました。

下記より、一括又は必要な部分をダウンロードしてご覧ください。

  平成26年版 消防年報(一括)  PDF形式:7.8MB
 はじめに  PDF形式:32KB
 目次  PDF形式:145KB
 総務  PDF形式:3.5MB
 保安  PDF形式:385KB
 予防  PDF形式:663KB
 火災統計  PDF形式:482KB
 救急・救助統計  PDF形式:410KB
 消防  PDF形式:528KB
 通信  PDF形式:259KB
 その他  PDF形式:76KB
 消防団  PDF形式:728KB
 表紙・あとがき  PDF形式:45KB

第21回伊予消防等事務組合救助選考会を開催しました。

投稿日:2014年7月3日

平成26年7月1日(火)、砥部消防署において第21回伊予消防等事務組合救助選考会を開催しました。
この選考会により、平成26年7月25日(金)香川県高松市にて開催される第43回消防救助技術四国地区指導会に出場する職員(5名)が決定しました。

(種目内容)
はしご登はん(伊予消防署双海出張所 職員1名)
塔前5メートルの位置からスタートし、自己確保の結索を行った後、垂直はしごを15メートル登はんし、その安全確実性と所要時間を評価します。

ロープブリッジ救出(伊予消防署 職員4名)
4人(要救助者を含む)1組で、訓練塔に設定された渡過ロープにより対面する塔上に進入し、要救助者を救出後脱出するまでの安全確実性と所要時間を評価します。

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