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病院及び福祉施設等における防火安全対策研修会を開催

投稿日:2017年2月21日

近年、病院及び福祉施設等において高齢者や入院患者など、多数の方が犠牲となる火災が発生しています。
特に夜間など施設職員数が少ない時間帯に火災等の災害が発生した場合、自力避難が困難な方を安全に搬送することや、的確な初期消火、119番通報を行うことは非常に困難となります。
伊予消防等事務組合消防本部では、病院及び福祉施設等に設置されている消防用設備等や身近にあるものを有効に活用することによって、少人数でも迅速に搬送できる方法と初期消火が行える方法を習得することを目的として研修会を開催しました。
この研修会は、2月15日(水)16日(木)の2日間実施し、伊予消防管内の53施設68人の方が参加しました。
○研修内容
1 講義 「過去の火災発生状況、火災発生時の対応について」

2 実技研修

(1)避難困難者の搬送方法
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(2)火災対応(通報、初期消火、避難誘導)訓練
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3 体験訓練

(1)濃煙体験
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(2)初期消火訓練
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(3)スプリンクラー設備の消火効果について
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(4)自動火災報知設備・連動式火災通報装置の取扱い
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○参加者の皆さんからは、下記のような感想をいただきました。

今回の研修会は参考になりましたか?
・普段体験できないことが、体験できた
・体験することで理解が深まった
・火災発生時まず何をすべきか理解できた
・煙体験での煙の怖さを感じた
・具体的な避難方法、火災発生から避難完了までの流れがよく理解できた
・火災通報装置の使い方など、実際に機器を使用して理解できた
・スプリンクラー設備の仕組み(実際に見ることができた)

・同様の研修会の開催希望についての問いに対しては、「1年に1回程度」希望と回答された方が76%となっています。
来年度も同様の研修会を開催する予定ですので、まだ講習会に参加されていない方は、火災発生初期に必要な行動等を身につけてみませんか!