お知らせ

扇風機やエアコンの使用を開始する前にご確認ください

投稿日:2017年6月26日

【扇風機】
節電対策やエアコンが苦手な方は、扇風機を利用されていると思います。
特に製造から10年以上経過した扇風機から出火する事例が多く発生しており、NITE(独立行政法人 製品評価技術基盤機構)によると平成23年度~平成27年度までの5年間で扇風機による事故が272件発生しています。
長期間使用した扇風機は内部の部品が劣化などして使用中に発熱や発火し、火災が発生する危険があります。
また、電源コードが破損していたり、捻じれや踏みつけた状態で使用していると、火災につながる危険があります。

次のような異常がみられる場合は、すぐに使用を止めコンセントを抜いて購入店又は製造メーカ等に相談してください。
○スイッチを入れても羽根が回らない。
○羽根が回っても異常に回転が遅かったり不規則だったりする。
○羽根が回転するときに異常な音や振動がする。
○モーター部分が異常に熱かったり焦げ臭いにおいがする。
○羽根にヒビが入っている、ガードが変形している。
○電源コードが折れ曲がっていたり破損している。
○使っている時に電源コードに触れると羽が回ったり、回らなかったりする。


【エアコン】
伊予消防管内においても長期間使用している業務用エアコンの室外機と電源コードの不適切な使用により出火した事例が2件あります。
詳細は以下のとおりです。
【事例1】
○発生年月:平成27年12月
○原  因:長期間使用している室外機の修理交換した接続端子部の接触不良による発熱・発火

 

【事例2】
○発生年月:平成28年6月
○原  因:エアコンを専用の電源コンセントに直接つながず、延長コードを使用。
また、延長コードは他の家電製品のもので、自分でつなぎ合わせて作ったものであった。

安全に使用するために次のような異常がないか注意してください。また、異常がある場合は、すぐに使用を止めコンセントを抜いて購入店又は製造メーカ等に相談してください。
○電源コードや電源プラグが異常に熱い。
○電源プラグが変色している。
○焦げ臭いにおいがする
○ブレーカーが頻繁に落ちる。
○異音がする。
○室内機から水漏れがする。

扇風機やエアコンを安全に使うための詳しい情報は下記をご覧ください。

消費者庁
扇風機等の家電製品の経年劣化事故に御注意ください

政府広報オンライン
扇風機とエアコンの知っておきたい危険性