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「避難勧告」と「避難指示」の違いを知っていますか?

投稿日:2019年5月22日

台風や大雨などの災害時には、各市町の防災行政無線やテレビなどにより「避難勧告」や「避難指示」を発令する場合があります。これらの違いをあらかじめ理解しておくことが『自らの身を守る』ことにつながります。
昨年7月の西日本豪雨では南予を中心に県内でも大きな被害が発生しましたが、この時、避難対象者で実際に避難された方は、野村町で12%、宇和島市ではわずか0.2%でした。
「避難勧告」は、被害が発生する恐れのある場合に発令されるもので、対象地域の住民に安全な場所への避難を促すものですが、「避難指示」は、被害の危険が切迫したときに発令されるもので、避難勧告よりも状況が更に悪化した場合や人的被害の危険性が非常に高い場合に発令されますので、直ちに安全な場所へ避難する必要があります。
これから出水期を迎えるにあたり、ご近所の方や自主防災会などで危険な地域や避難場所を確認するとともに、一人暮らし高齢者の避難方法についても地域の消防団の方々と検討しておきましょう。

★5段階警戒レベル

平成30年7月西日本豪雨災害 伊予消防が派遣された南予の被災現場

 

住宅用火災警報器の設置率調査を実施しました

投稿日:2019年5月20日

令和元年5月上旬から中旬にかけて、松前町内にて住宅用火災警報器の設置率調査を実施しました。

この調査では、住宅用火災警報器の設置率向上及び適正な維持管理を目的として、松前町内の無作為に抽出した70世帯のうち50世帯を訪問しました。

今回の調査では、「事が起こらないから大丈夫」、「家族の身を守るためにすでに設置しています」などの声もありました。

住宅用火災警報器は、火災の早期発見に役立ちます。また、火災による被害を約半分に軽減できています(平成27年~平成29年統計結果)。大切な命を救うためにも、住宅用火災警報器を適切に設置・維持管理し、火災による被害を減らしましょう。

平成30年6月時点の調査結果

設置率
全 国  81.6%
愛媛県  80.0%
松前町  60.0%

 

訪問調査の様子 作動点検の様子

火災多発特別警戒実施中

投稿日:2019年5月17日

伊予消防等事務組合消防本部では、5月17日より「火災多発特別警戒」を宣言し、各種広報、警戒活動を実施しております。

5月以降、空気が乾燥するとともに、農業者が行う麦わら等の焼却による飛び火、風による延焼拡大及び不完全な消火による再燃等により火災が発生し、例年にない短期間で7件発生しています。

住民のみなさまは火の取り扱いに十分に注意していただき、安全安心な街づくりのため、火災予防に努めてください。

令和元年5月火災発生状況

発生日時 種別 発生場所
5月12日 11時57分 建物火災 伊予市中山町中山
5月12日 17時44分 その他火災 伊予郡砥部町三角
5月12日 23時26分 建物火災 伊予郡松前町大字恵久美
5月15日 16時08分 その他火災 伊予郡松前町大字徳丸
5月17日 10時17分 建物火災 伊予市双海町大久保
5月17日 11時36分 その他火災 伊予郡松前町大字大間
5月17日 12時08分 その他火災 伊予郡松前町大字南黒田
5月22日 15時35分 その他火災 伊予市下三谷