平成３０年１２月１４日（金）に松前消防署松前防災センターで平成３０年度伊予消防等事務組合火災事例研究会を開催しました。

この研究会は、火災の原因、火災調査の進め方及び予防行政反映方策などを発表し、職員の実務能力の向上を図ることを目的として実施しています。

【研究事例】

・スプレー缶のガス抜き中に引火し負傷者が発生した火災事例　など

各調査担当者の発表後は、事例に対する様々な疑問点等について質問がされました。これにより、火災原因調査実務能力の向上を図ることができました。

火災事例発表の状況	火災事例発表後の質疑応答の状況

日本ハネウェル株式会社が販売した住宅用火災警報器のリコール情報の提供がありましたので、お知らせします。

日本ハネウェル株式会社が平成３０年３月から１０月の間に販売した住宅用火災警報器（品番：ＨＳ－ＪＶ２、型式番号：住警第２６～５５号）の一部において、「製品仕様に定めた電池の寿命を満たさず、短い期間で電池切れの症状を起こし、電池切れをお知らせする警報音を発する」、「警報音が全く鳴動しない」不具合が生じることが判明しました。

日本ハネウェル株式会社は、既に当該製品の製造・販売を中止し自主回収及び無償交換を行っています。

【対象製品の確認方法等】

光電式住宅用防災警報器の交換のお知らせ

【問い合わせ先】

日本ハネウェル株式会社　住宅用防災警報器　カスタマーセンター

フリーダイヤル　０１２０－６００－８４１

※年中無休　９：００～２１：００受付

日本ハネウェル株式会社ホームページ

松前消防署では、１１月１９日・２０日の２日間で多数傷病者対応訓練を実施しました。

近年、多発している大規模災害・多数傷病者事案に対し、初動時における隊員の共通認識を図り、活動隊が相互に連携し、迅速かつ効率的な救護活動ができることを目的としました。

訓練想定も実際の災害現場と同様にその場で情報を収集、判断して行動できることを目指すため、ブラインド型による実働訓練（事例１：大型ショッピングモールでの雑踏事故、事例２：車両の多重衝突事故）を実施しました。

この訓練により、指揮隊、救急隊及び消防隊の連携の重要性を再認識することができました。

指揮隊活動の様子	救急隊・消防隊によるトリアージ
救護所での活動	指揮隊・消防隊・救急隊の活動状況
傷病者救出の様子	訓練後の検討会の様子