当消防本部では、１２月１８日（月）、管内の大型商業施設エミフルMASAKIにおいて、伊予警察署と「テロ対策合同訓練」を実施しました。

　この訓練は、年の瀬の買い物客でにぎわう店舗内において、男性が刃物を振り回し、液体（塩酸）をまいて逃走したとの想定で行われました。

　多くの被害者が発生した場合の対応を、警察と消防が情報を共有し、連携して活動を実施しました。被害者のトリアージから速やかな医療機関への搬送、液体の回収、犯人の確保までの訓練を本番さながらに行いました。

　今回の訓練を通して、警察と消防の更なる連携強化を図り、今後の現場活動に繋げてまいります。

　令和５年１２月１３日、愛媛県消防長会による「女性の体調に関する研修会」が開催されました。

　この研修会は対面とリモートのハイブリット方式で開催され、当消防本部から女性職員１名を含む計４名が会場の研修会に参加するとともに、２９名の職員がリモートで聴講しました。

　この研修により、女性職員のみならず男性職員も女性の月経を含めた体調不良などを学ぶことで職場における相互理解を深めることができたと感じております。

　今後も研修等による「学び」を継続し、すべての消防職員が働きやすい職場環境を整えることにより、地域住民の皆様の安心・安全に寄与できる組織作りをしてまいります。

　当消防本部では、１２月７日、JR四国松山運転所車両基地（伊予市上三谷）において総合事故対応訓練を実施しました。

　この訓練は、普通列車と踏切内に進入した自動車（ハイブリット車）との衝突事故により列車が脱線し、列車内の乗客と自動車の運転手が負傷したとの想定で行われました。

　訓練では、消防と各関係機関による合同指揮所を設置し、情報共有と連携、負傷者の救出活動とトリアージなどが行われました。

　また、JR職員による列車脱線時の復旧活動も行われ、保有資機材や、作業内容の確認ができ、今後の現場活動に繋がる有意義な訓練となりました。今後も訓練を継続し、あらゆる事故に備える連携体制の確立を図ってまいります。