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消防車も連携して救急初動体制の充実を図ります!

投稿日:2016年3月25日

 ~PA連携にご理解とご協力をお願いします~
 伊予消防等事務組合消防本部では、救命率の向上、及び住民の安全・安心の確保を図ることを目的に、救急車(救急隊)のほかに消防車(消防隊)が出動し、救急活動を支援する連携活動を平成28年4月1日から実施いたします。
 『救命のために救急現場に消防車が駆けつける場合があります!!』
 救急車を呼んだ場合でも「ウーウー」と消防車がサイレンを鳴らして、先に救急現場に到着する場合があります。「救急車を呼んだのに、消防車が来た!」とビックリされるかもしれませんが、救急隊と消防隊が連携して救命処置を行います。

なお、病院までの搬送は、従来どおり救急車で行います。

 消防車
 『PA連携とは?』

 PA連携とは、救急現場において消防隊と救急隊が連携して救急・救護活動などを行うことの総称です。

 消防ポンプ車(Pumper)と救急車(Ambulance)の双方の頭文字から「PA」と呼ばれています。

 PA
 『救急車がいないときも・・・』

119番通報を受けた通信指令室は、現場最寄りの消防署の救急隊に出動を指令します。しかし、その消防署の救急隊が別の現場に出動している場合もあります。

 指令室は、その次に隣接の消防署へ救急隊の出動を指令しますが、そんなときに頼りになるのが、現場最寄りの消防隊です。

  現場にいち早く駆けつけ、患者に心臓マッサージなどの応急手当を行います。
 PA連携を行う消防車には、AED(自動体外式除細動器)を搭載しており、消防隊が救急隊よりも先に到着した場合は、AEDの使用を含めた応急手当を行うことにより、救命率の向上が期待できます。

『消防車がPA連携で出動するときはどんなとき?』
・心肺停止が疑われる場合

・近くの救急車が出動中で、すぐに到着できない場合
・交通量が多く救急活動に危険が伴う場合
・救急隊だけでは傷病者の搬送が困難な場合
・その他に救急隊の活動を支援する必要がある場合

 救急隊  傷病者の救命と住民の安全・安心の確保を目的に実施していますので、ご理解とご協力をお願いします。  消防隊
 『お問い合わせ』
伊予消防等事務組合消防本部 通信指令課
〒799-3111 愛媛県伊予市下吾川950番地3
電話:089—982-0119 FAX:089-983-4311
 通信

 

広田小学校少年消防クラブ卒団式

投稿日:2016年3月25日

広田小学校において3月11日、広田小学校少年消防クラブ卒団式が行われました。
同クラブは、全校生徒9名で編成されており、火災予防の知識と技術を身につけることを目的にしています。

出初式写真[1]

卒団クラブ員の土井さんは、6年間同クラブ員として活動し、今年度は、委員長としてクラブ員をまとめ、平成28年砥部町消防出初式では、規律訓練の指揮者を担当しました。

出初式写真2[1]

卒団の言葉で「防火や消防に関することについて、これからも自分にできることを続けて行きたいと思います」と語っていました。

卒団式写真[1]

 

長期間使用しているエアコンの維持管理について

投稿日:2016年3月18日

□長期間使用している業務用エアコンの室外機から出火する火災が発生しました。
火災の概要等は下記のとおりです。
出火年月日 平成27年12月30日
焼損程度  業務用エアコン室外機 1基
出火原因  メンテナンス上の不備
経過期間  約24年
IMG_2244


この火災は、幸いなことに近くを走行している運転手の早期発見と、施設職員による適切な初期消火によって被害は最小限度に抑えられました。
同様の火災を未然に防ぎ利用者の安全を確保するために、長期間使用している業務用エアコンは定期的な点検と部品交換などを行ってください。

社団法人日本冷凍空調工業会では、業務用エアコンを長く快適に使用できるよう保守、保全に関するガイドラインをまとめております。
業務用エアコンを長く安心してお使いいただくために―定期的な保守・点検のおすすめ
↑こちらからダウンロードすることができます。

保守・点検や点検後の部品交換・修理については、各メーカー指定のサービス会社に問い合わせてください。
また、保守点検内容等によっては機器に悪影響を及ぼす場合があるため、購入店か製造元へ相談してください。

家庭用エアコン
洗浄について
最近、エアコンの電気を無駄なく使うために、エアコン内部の熱交換器等の汚れを落とす内部洗浄を行う家庭も多いと思います。
しかし、洗浄剤の選び方や適切な洗浄方法は専門的知識と経験が必要です。
間違った洗浄剤や洗浄方法で内部洗浄を行うと、エアコン内部に残った洗浄剤で樹脂部品が破損したり、電気部品の絶縁不良が発生し、発煙・発火に至る火災が発生しています。
内部洗浄を行う時は、取扱説明書をよく読み、注意事項を守って下さい。
また、不明な点がある場合は購入店かメーカーの修理窓口に相談してください。

○電源コード等について
・電源コードは改造や不適切な修理、接続をしないでください。
・長期間エアコンのプラグをコンセントに差したままにしていると、コンセントとプラグの間にホコリがたまり、「トラッキング現象」によって出火する恐れがあります。
コンセント
コンセントとプラグにホコリがたまらないように定期的に掃除してください。
また、長期間使用しないときはコンセントから抜くようにしてください。

○事故を防止するために下記の点に注意してください。
・焦げ臭いにおいがする。
・異音がする。
・異常な振動がある。
・電源コードやプラグが熱くなっている。
・ブレーカーが頻繁に落ちる。
このような異常を感じたら使用を中止し電源コードを抜いて、販売店やメーカーの修理窓口に連絡してください。