管内で電動アシスト付き自転車のバッテリーから出火する火災が発生しました。そこで、出火原因と考えられるリチウムイオンバッテリーを収去し、製造メーカー、独立行政法人製品評価技術基盤機構（NITE）四国支所及び警察と合同で鑑識見分を実施しました。

焼損したバッテリーと、製造メーカーから提供を受けた未使用バッテリーを同時に分解しながら、通電状況を調べたり、Ｘ線透過画像や構造図面と比較しながら鑑識見分を進めました。

管内各署所の職員へ、火災調査技術向上を目的に参加を募集したところ、多数の希望があり、大変有意義な鑑識見分となりました。今後も多種多様化する火災原因の究明に努め、類似火災の防止を図りたいと考えています。

石油類をはじめとする「危険物」は、その名のとおり「危険」なものです。しかし、身近で幅広く利用されており、私たちの生活に必要不可欠なものとなっています。そのため、危険物の安全確保についての重要性はとても高いといえます。

毎年６月の第２週に全国的に行われるのが「危険物安全週間」です。ガソリンスタンドや工場など、危険物を取扱う事業所へ、自主的な保安体制の確立を呼びかけるとともに、市民の皆さんに危険物に関する意識の高揚を図ることを目的に実施しています。

実施期間：令和４年６月５日（日）～６月１１日（土）
推進標語：「一連の　確かな所作で　無災害」

危険物とは
消防法で定められたもので、次のような特性を持つものです。

○火災発生の危険性が大きい
○火災拡大の危険性が大きい
○消火が困難である

私たちの身の回りでは、自動車の燃料となるガソリンや軽油が危険物に該当します。また、手指消毒用のアルコールや、油性塗料なども危険物に該当することがありますので、注意書等をよく読み、安全にご使用ください。

令和４年５月２９日伊予市中山町長沢グラウンドにおいて、第１０回伊予市消防操法大会を開催しました。

今大会は５年ぶりの開催となりましたが、ポンプ車操法の部に６チーム、小型ポンプ操法の部に１０チームが出場し、熱戦が繰り広げられました。

結果は以下のとおりで、ポンプ車操法の部で優勝した第５分団第１部が８月に東温市で開催される愛媛県消防操法大会に伊予市消防団代表として出場します。

【順位表】

ポンプ車操法の部

小型ポンプ操法の部

【ポンプ車操法の部優勝：第５分団第１部】	【小型ポンプ操法の部優勝：第１０分団第３部】