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「松山圏域消防指令センター」の運用が始まりました。

投稿日:2024年4月16日

 松山圏域の伊予消防等事務組合(伊予市、松前町、砥部町)、松山市、東温市の3消防本部は、令和6年4月1日より、四国地方最大級で愛媛県初の共同指令センターである「松山圏域消防指令センター」の共同運用を正式に開始しました。

 この消防指令センターは、指令管制システムにより通報場所をいち早く特定し、災害の種別や規模、発生場所に応じ、最適な出動隊を自動で編成する機能を有しています。また、大規模災害時など通報が集中する状況下では、最大28回線の同時着信対応が可能となっています。

 そして、常時8名の指令員が24時間365日事案管制を実施しており、通常の災害はもとより、広域災害・大規模災害への効果的な対応や、迅速な相互応援出動が可能です。

※119番のかけ方は今までと変わりません。

消防指令センターの全景

119番受信の状況

住宅用火災警報器の訪問調査を行います

投稿日:2024年4月15日

 住宅用火災警報器の設置率向上と適正な維持管理を目的として、5月中に消防職員が管内のご家庭を対象に訪問調査を行います。訪問の際、住宅用火災警報器を設置しているご家庭には、日常の作動確認方法等についてご指導させていただき、設置していないご家庭には、早期の設置をお願いさせていただきます。また、設置から10年以上経過している住宅用火災警報器は、電池切れや機器異常の可能性が高まり、いざという時に警報が鳴らない危険性がありますので、取替えを推奨しています。

 調査項目は、以下の5項目です。

○調査世帯の住宅区分
問1 お住まいの住宅は、次のうちどれに該当しますか。
1.一戸建て
2.共同住宅等(賃貸)
3.共同住宅等(持ち家)
○設置状況について
問2 条例により住宅用火災警報器の設置が義務付けられている住宅の部分全てに住宅用火災警報器が設置されていますか。
〔条例に基づき住宅用火災警報器の設置を義務付けられている住宅の部分〕
・就寝の用に供する居室(寝室・子ども部屋)
・階段(寝室が2階以上の階にある場合)
1.設置している(全部設置)
2.一部設置している(一部設置)
3.設置していない(未設置)
○前問で「設置している」「一部設置している」と回答した世帯の機器の経過年数について
問3 設置されている住宅用火災警報器は10 年を経過していますか。
1.10 年経過した
2.10 年経過していない(交換済のため)
3.10 年経過していない(設置から未経過)
4.不明
○作動確認の実施状況について
問4 最近、半年間に住宅用火災警報器の作動確認を行いましたか。
1.実施(最近半年間に実施)
2.実施(調査時に実施)
3.未実施
4.不明
○作動確認の結果
問5 作動確認の結果はどうでしたか。(設置されている住宅用火災警報器に1 つでも不良があれば2を選択)
1.異常なし
2.電池切れ・故障
3.不明

ご協力の程よろしくお願いします。

あなたの家は、大丈夫?

リチウムイオン電池による火災に注意!

投稿日:2024年4月12日

 リチウムイオン電池は、他の二次電池に比べ、高出力、高容量及び軽量という特徴から、近年では、スマートフォン、ノートパソコン、コードレス掃除機、電動工具など、暮らしの中の身近なところで多数使用されており、その分火災件数も増加しています。
 管内でも、リチウムイオン電池による火災が多発しており、ここ半年足らずの間に3件の火災が発生し、負傷者も発生しています。

【全国的に多いリチウムイオン電池による火災の発生要因】
1 互換品のバッテリーを充電中に出火
2 専用の充電器を使わず充電したため過充電となり出火
3 落とすなどの外力による衝撃でバッテリーが損傷し出火
4 一般ごみと一緒に捨てたためゴミ収集車の荷箱内で圧縮され出火
5 リコールに気づかず使用し続け出火
6 工具を使用してバッテリーを交換中に内蔵バッテリーを損傷し出火

【火災を防ぐには】
1 製造メーカーの指定する充電器やバッテリーを使用しましょう
2 膨張、異音、異臭が生じた製品は使用しないようにしましょう。
3 満充電にならない。使用時間が短くなる。充電中熱くなるなどの異常が生じた場合は使用をや
 め、販売店や製造メーカーに相談しましょう。
4 製造メーカーのホームページなどでリコール情報を確認しましょう。

【出火の際には】
 バッテリーから発火してしまった場合、電池から火花が飛び散っている状態で近づくと危険です。火花が収まってから消火器や大量の水で消火しましょう。