お知らせ | 一覧

福島県郡山市で発生した爆発事故を踏まえた飲食店の防火対策について

投稿日:2020年8月17日

令和2年7月30日に福島県郡山市で発生した飲食店の爆発事故では、これまでのところ、死者1名、負傷者19名の被害が発生しています。
現在、この火災については関係当局により爆発火災原因の究明が行われているところであります。現時点で出火原因等は特定されていませんが、屋内のガス配管の腐食箇所から液化石油ガス(LPガス)が漏洩し、何らかの火源により引火、爆発した可能性が考えられます。
このようなことから、下記の点に十分注意しガス機器の適切な維持管理を行い、同種事故の発生の防止を図られるようお願いいたします。

1 ガス機器の適切な維持管理について

(1)ガス機器の定期的な清掃やメンテナンスを行うこと。

(2)ガス機器に異常を感じた場合やガス配管等に破損や著しい腐食等がある場合は直ちに使用を中止するとともに、緊急連絡先やメーカーに連絡し、修理等を依頼すること。

(3)休業等でガスを長期間使用しない場合や事業を再開する場合は、液化石油ガス販売事業者に連絡すること。

※リーフレット

令和2年度伊予消防等事務組合職員採用試験実施状況について

投稿日:2020年8月14日

令和2年度伊予消防等事務組合職員採用試験実施状況をお知らせします。

試験区分 応募者数 第一次試験
受験者数
第一次試験
合格者数
第二次試験
受験者数
 採用
候補者数
消防職A
(初級)
 18人
消防職B
(中級)
2人

 

~令和2年度伊予消防等事務組合職員採用試験受験者へのお知らせ~
・採用試験コロナ対策

飛沫防止用のシートに係る火災予防について

投稿日:2020年7月31日

今般、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策の観点から、レジカウンター等への飛沫防止用のシート(以下「シート」という。)の設置が増えているところですが、先日、大阪府内の商業施設において、ライターを購入した客が試しに点火したところ、シートに着火する火災が発生しました。
シートの材質によっては、着火・燃焼しやすいものがあることから、シートを設置する場合は、下記の火災予防上の留意点に十分注意してください。

1 火気使用設備・器具、白熱電球等の熱源となるものの近くには原則設置しないようにすること。ただし、これらの近くに設置することが感染予防対策上必要な場合にあっては、燃えにくい素材(難燃性、不燃性、防炎製品など)を使用すること。

2 同じ素材であれば、薄いフィルム状のものに比べて板状のものの方が防火上望ましいこと。

3 シートの設置について不明な点があれば、最寄りの消防署所に相談すること。

※燃えにくい素材とは?
〇 一般的に、飛沫防止のための使用が考えられる透明のシート類については、引火点、発火点、自己消火性の有無等の性質を踏まえると、ポリ塩化ビニール製やポリカーボネート製のものが比較的燃えにくい素材であると考えられます。
〇 難燃性、不燃性、防炎製品などの情報については、製造者等の製品仕様を確認してください。

【 参 考 】
シート類については、(公財)日本防炎協会が定める防炎性能基準に適合するものが防炎製品として認定されているものがあり、防炎製品として認定された製品や材料には防炎製品ラベルが貼付されています。

[防炎製品ラベルの例]