当消防本部では令和2年2月14日（金）、伊予消防署及び伊予市下吾川のナガイ株式会社において、「組合救助活動検証会」を行いました。検証会では、まず車両滑落事故など2事案について救助活動要領や使用資器材、安全管理等についてグループ検証を行いました。その後、ナガイ株式会社に移動し、管内でも発生している耕運機(管理機)事故時の対応要領について専門家の視点からアドバイスや管理機の仕組みについて説明していただきました。今後は本検証会を現場活動に繋げて行けるよう日々の訓練に努めます。

救助事案検証会の様子	グループによる検証
管理機講習の様子

当消防本部では令和２年２月７日（金）、伊予消防署において、「第６回組合救急活動検証会」を実施しました。この検証会は、病院前救護活動において遭遇する様々な疾患や状態を想定し、現場で必要な観察及び処置を行い、適切な医療機関の選定を行うことを目的として実施しました。検証会には、伊予、松前、砥部の各署から３隊の救急隊が出場し、急病・労働災害・交通事故の３つのシナリオで行いました。また、訓練後には見学者を含めた参加者全員で検証会を行い、松山市民病院救急科の小田原医師より、病態の理解度と処置の適切、正確性並びに医療機関選定等、フェーズごとにフィードバックしていただきました。本検証会での事後検証を踏まえ、今後の現場活動に反映できるよう、日々の訓練と適切な救急活動に努めます。

内因想定訓練	救助隊との連携
クラッシュ症候群想定	交通事故(多数傷病者)
	検証会の様子

令和２年１月２６（日）の「文化財防火デー」に合わせて、本覚寺（伊予市双海町上灘）において火災が発生したという想定で、防災訓練を実施しました。
訓練には、寺関係者、地区住民、地元消防団、伊予消防署双海出張所職員の約６０名が参加し、実動に即した消火活動が行われました。
また、訓練終了後には地区住民を対象とした、初期消火訓練が行われ火災が発生した際の動きや役割を確認し、協力・連携することの重要性を再認識する訓練となりました。

地区住民によるホース延長	消防団による中継送水
消防団による放水	水幕ホースによる放水
終了式の様子	地区住民対象の初期消火訓練