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リチウムイオン電池による火災に注意!

投稿日:2024年4月12日

 リチウムイオン電池は、他の二次電池に比べ、高出力、高容量及び軽量という特徴から、近年では、スマートフォン、ノートパソコン、コードレス掃除機、電動工具など、暮らしの中の身近なところで多数使用されており、その分火災件数も増加しています。
 管内でも、リチウムイオン電池による火災が多発しており、ここ半年足らずの間に3件の火災が発生し、負傷者も発生しています。

【全国的に多いリチウムイオン電池による火災の発生要因】
1 互換品のバッテリーを充電中に出火
2 専用の充電器を使わず充電したため過充電となり出火
3 落とすなどの外力による衝撃でバッテリーが損傷し出火
4 一般ごみと一緒に捨てたためゴミ収集車の荷箱内で圧縮され出火
5 リコールに気づかず使用し続け出火
6 工具を使用してバッテリーを交換中に内蔵バッテリーを損傷し出火

【火災を防ぐには】
1 製造メーカーの指定する充電器やバッテリーを使用しましょう
2 膨張、異音、異臭が生じた製品は使用しないようにしましょう。
3 満充電にならない。使用時間が短くなる。充電中熱くなるなどの異常が生じた場合は使用をや
 め、販売店や製造メーカーに相談しましょう。
4 製造メーカーのホームページなどでリコール情報を確認しましょう。

【出火の際には】
 バッテリーから発火してしまった場合、電池から火花が飛び散っている状態で近づくと危険です。火花が収まってから消火器や大量の水で消火しましょう。