お知らせ

小学生を対象とした防災アンケートを実施しました

投稿日:2024年5月9日

 令和6年1月1日(月)に能登半島地震(M7.6、最大震度7)が発生し、甚大な被害が発生しました。より一層、災害への備えと、防災意識の向上が求められています。

 松前消防署では、令和6年3月1日(金)に、春季火災予防運動の一環として、松前町内にある松前小学校、北伊予小学校、岡田小学校の4年生から6年生を対象に、災害に対する危機意識を学童期から向上させることを目的として、能登半島の災害写真の掲示や防災品等の展示を行うとともに、「防災アンケート」を実施しました。

 防災アンケートでは、842名という多くの児童から回答がありました。

 その結果は下に示したとおりですが、9割以上の児童が自然災害に対して不安を感じているにも関わらず、その半数近くの児童が「非常用バッグ、備蓄品の準備をしていない」または「わからない」と回答しています。8割程度の児童は、避難場所の把握や家族との話し合いができているという現状を踏まえて、防災意識を、具体的な対策がとれるところまで向上させる必要性があると感じました。

 令和6年4月17日には、豊後水道を震源とするM6.6の地震が発生し、愛南町などでは震度6弱を観測しました。

 南海トラフ地震や首都直下型地震など、近い将来に発生が危惧される巨大地震に備えて、非常用バッグ等の準備、避難する場所や経路の確認など、今一度ご家庭で話し合ってみてはいかがでしょうか。

防災アンケート結果