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亡くなる方は交通事故の約2倍!「ヒートショック」を防ぎましょう
投稿日:2024年12月25日
ヒートショックとは「急激な温度変化で身体がダメージを受けること」を指し、大きな気温の変化によって血圧が急激に変動し、心臓や血管に疾患が起こることが原因です。
ヒートショックが発生することが多いのは、年齢層別にみると高齢者層、時期的には11月~4月の冬場、場所は浴室での入浴中となっております。
その理由として、若年者に比べて高齢者は暑さや寒さに対する感覚が鈍いこと、脱衣所と浴槽の温度差が大きいことなどが挙げられます。
また、長湯や高温で入浴していると、脳内の血流が減少して意識障害を起こす「浴室内熱中症」により溺れてしまうケースも多いので要注意です。
防止するには
- 入浴前に、脱衣所と浴室を暖めて温度差を無くす。
- 湯温は41℃以下にして、浸かる時間も10分以内にする。
- お風呂から出るときは、急に立ち上がったりしない。
- 食後すぐや飲酒後は入浴を控える。(元々、血圧が下がっている。)
- 入浴前に誰かに一声掛けてから入浴し、特に高齢者の入浴の場合は、家族が定期的に声掛けをするなど、様子を気にかける。