お知らせ
春は山火事(林野火災)が多く発生する季節です。
投稿日:2017年4月11日
春先は空気が乾燥し、風が強くなるため山火事(林野火災)が多く発生します。特に山火事(林野火災)は3月から5月にかけて多く発生しています。
また、雪が少なかった年は特に注意が必要です。
※消防では、消防組織法第40条に基づき一般的に山火事と言われる火災を「林野火災」と区分しています。(参考 林野火災:森林、原野又は牧野が焼損した火災をいう。)
過去5年間の3月から5月までの出火件数は下記のとおりです。(H24~H28年度消防白書より)
年 別 |
3月 |
4月 |
5月 |
林野火災件数 |
|||
23年 |
322件 |
698件★ |
180件 |
2,093件 |
|||
24年 |
137件 |
225件★ |
140件 |
1,178件 |
|||
25年 |
485件★ |
260件 |
410件 |
2,020件 |
|||
26年 |
180件 |
519件★ |
248件 |
1,494件 |
|||
27年 |
188件 |
155件 |
258件★ |
1,106件 |
★ その年で最も出火件数が多かった月
冬から春先にかけて山火事が多くなるわけ!
冬は下草が枯れ、落ち葉が積もって燃えやすいものが森や林に蓄積されてゆきます。
春先になると「季節風」が強くなり、乾燥状態の日が続くことと山歩きなどで入山する人が多くなることが原因と考えられます。
出火原因で最も多いのは、たき火で次に枯れ草の焼却等(火入れ)となっており、林野火災の出火原因の約40パーセント以上を占めています。
たき火や枯れ草の焼却後の消火を十分行えば林野火災を大幅に減らすことができます。
たき火や枯れ草の焼却等をする時は下記の事項を守りましょう。
1 消火器具を必ず用意してから行う。
2 風の強い日は行わない。
3 空気が乾燥している日が続いている時は行わない。
4 一度に数箇所に火をつけない。
5 火を付けた後はその場を離れない。
6 焼却後は火が消えているか、十分確認する。
7 たばこは投げ捨てない、必ず火を消して、吸い殻は持ち帰る。
また、たき火等を行う際は伊予消防等事務組合火災予防条例第45条の規定に基づき消防署への届出(届出の提出に代えて電話又は口頭により行うことができます。)が必要です。
届出書は、このホームページの 【申請書関連】⇒【消防設備関係】⇒【火災と紛らわしい煙又は火災を発するおそれのある行為の届出書】 をクリックするとダウンロードできます。