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「避難勧告」と「避難指示」の違いを知っていますか?

投稿日:2019年5月22日

台風や大雨などの災害時には、各市町の防災行政無線やテレビなどにより「避難勧告」や「避難指示」を発令する場合があります。これらの違いをあらかじめ理解しておくことが『自らの身を守る』ことにつながります。
昨年7月の西日本豪雨では南予を中心に県内でも大きな被害が発生しましたが、この時、避難対象者で実際に避難された方は、野村町で12%、宇和島市ではわずか0.2%でした。
「避難勧告」は、被害が発生する恐れのある場合に発令されるもので、対象地域の住民に安全な場所への避難を促すものですが、「避難指示」は、被害の危険が切迫したときに発令されるもので、避難勧告よりも状況が更に悪化した場合や人的被害の危険性が非常に高い場合に発令されますので、直ちに安全な場所へ避難する必要があります。
これから出水期を迎えるにあたり、ご近所の方や自主防災会などで危険な地域や避難場所を確認するとともに、一人暮らし高齢者の避難方法についても地域の消防団の方々と検討しておきましょう。

★5段階警戒レベル

平成30年7月西日本豪雨災害 伊予消防が派遣された南予の被災現場