お知らせ

11月9日は「119番の日」

投稿日:2019年10月20日

消防庁では、消防に対する正しい理解と認識を深めるとともに、防災意識の高揚、地域ぐるみの防災体制の確立に資することを目的として、昭和62年より11月9日を「119番の日」としています。
住民からの的確な119番通報は、国民の生命財産を守る消防活動の迅速さ、確実性につながります。
いざという時のために、119番通報にあたっての留意事項を紹介します。

①一般的な留意事項
119番通報の際、消防本部の指令員から「火事ですか?救急ですか?」と聞かれます。また、次のような情報をお尋ねしますので、落ち着いて対応をお願いします。

<火事の場合>
・住所(近くの目標物・何階か?)
・何が燃えているか?
・逃げ遅れはいないか?
・通報者の氏名・電話番号
<救急の場合>
・住所(近くの目標物・何階か?)
・誰がどうしたのか?
・通報者の氏名・電話番号
<事故の場合>
・住所(近くの目標物等)
・どういう事故か?
・怪我人(閉じこめられている人)はいるか?
・通報者の氏名・電話番号

なお、適切な病院搬送を行うため、傷病者の年齢、持病、かかりつけの病院などをお尋ねする場合があります。
また、傷病者への気道確保や胸骨圧迫(心臓マッサージ)などの応急手当をお願いする事があります。

②他人のスマートフォンから緊急通報
消防(119番)や警察(110番)、海上での事件・事故は(118番)の緊急通報をかける場合、自分のスマートフォンから自分で電話をするのであれば何の問題も無いですが、何らかの理由によって他人(第三者)のスマートフォンを使用することもありえます。
スマートフォンは他人が操作できないようロックされていることが多いため、第三者が他人のスマートフォンを使って電話をかけることはできないように思われがちですが、緊急通報に関しては特別な扱いによってスマートフォンをロック解除することなく電話をかけることができるようになっています。

※やり方
ロック画面を表示し、ホームボタンをクリックするなどしてパスコードの入力画面にします

表示されたダイヤルパッドより緊急電話をかけます。

※緊急電話以外にはかかりません