お知らせ

大雨と台風災害に備えましょう!

投稿日:2020年6月9日

大雨や台風などの災害時には、各市町の防災行政無線やテレビなどにより「避難勧告」や「避難指示」を発令する場合があります。これらの違いをあらかじめ理解しておくことが『自らの命を守る』ことに繋がります。

一昨年7月の西日本豪雨では県内にも大きな被害が発生しましたが、この時、避難対象地区で実際に避難された方は、野村町で12%、宇和島市ではわずか0.2%でした。

「避難勧告」は、被害が発生する恐れのある場合に発令されるもので、対象地域の住民に安全な場所への避難を促すものですが、「避難指示」は、被害の危険が切迫したときに発令されるもので、避難勧告よりも状況が更に悪化した場合や人的被害の危険性が非常に高い場合に発令されますので、直ちに安全な場所へ避難する必要があります。

これから出水期を迎えるにあたり、各市町の防災マップを活用し、お住まいの地域の危険個所や避難場所を確認するとともにご近所の方や一人暮らしの高齢者の避難方法について、地域の消防団や自主防災会等の方々と話し合っておきましょう。

また、避難所での三密を回避するため、気象情報により、在宅での垂直避難や、親戚や友人宅への避難についても事前に検討しておきましょう。