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「救急の日」・「救急医療週間」について

投稿日:2024年8月26日

 厚生労働省と総務省消防庁は、救急業務及び救急医療に対する国民の正しい知識と認識を深め、救急医療関係者の意識の高揚を図ることを目的に、毎年9月9日を「救急の日」、また、救急の日を含む1週間(9月8日~14日)を「救急医療週間」と定めています。

 伊予消防等事務組合管内における令和5年中の救急出動件数は4,456件で、前年より282件増加しています。伊予消防等事務組合では、119番通報で救急要請を受けると、対応可能な最も近くの救急車が出動しています。しかし、救急車の数は限られています。救急要請が集中、増加して周囲の救急車が出動してしまうと、遠くの消防署から駆け付けるため、救急車が現場到着するまでに時間がかかります。

 また、救急車で搬送された人のうち、入院を必要としない「軽症」と診断された方は50%以上を占めています。緊急性のない救急要請が減り、生命の危機が迫っている人のもとへ、一刻も早く救急車が到着できるよう、限りある救急車の利用について、ご理解とご協力をお願いします。

 急な病気やけがで「今すぐ病院に行った方がいいのか?」、「救急車を呼んだほうがいいのか?」など、迷った場合は、えひめ救急電話相談「♯7119」をご利用ください。医師、看護師等の医療従事者による相談を24時間・365日 受けることができます。

愛媛県消防防災航空隊と連携訓練を実施しました。

投稿日:2024年8月22日

 砥部消防署広田出張所では、令和6年8月18日(日)、ひろた町民グラウンドにて愛媛県消防防災航空隊及び砥部町消防団と連携訓練を実施しました。

 この訓練は、愛媛県消防防災航空隊と連携が想定される「山林火災」における各種活動を、安全・確実・迅速に実施することを目的に実施され、各隊員の基本技術の向上や相互の連携強化を図ることができました。

 今後も、砥部消防署及び広田出張所では愛媛県消防防災航空隊との訓練を継続し、各種災害に対応できるよう日々努力してまいりますので、地区住民の方々には交通規制及び騒音等でご迷惑をお掛けしますが、ご理解ご協力のほどよろしくお願い致します。

伊予警察署と初の合同水難訓練を実施しました

投稿日:2024年8月20日

 伊予消防署では、8月14日、ウェルピア伊予屋外プールにおいて、救助活動現場における警察と消防機関との連携強化を図る目的で、伊予警察署と合同水難訓練を実施しました。

 屋外プールでは、警察及び消防それぞれが保有する水難用資機材を用いて実技訓練を実施しました。要救助者にロープを届けるスローバックという資機材の取り扱い訓練や、ボート操船訓練、そして、使用しなくなった消防ホースを活用して作成した資機材(レスキューロール)を用い、要救助者をボートに引き込む訓練を実施しました。

 また、警察署員の方を対象に心肺蘇生法やAED取扱い訓練等を行い、現場での救急対応の再確認をしていただきました。

 水難事故に対する対応訓練として伊予警察署と伊予消防署が合同で訓練を実施することは初の試みでしたが、互いに連携して迅速に救助活動を実施する上で、とても意義のある訓練となりました。

 今後もこのような訓練を定期的に実施し、地域住民の皆様の安心安全に寄与できるよう、研鑽を重ねてまいります。

スローバック訓練の模様

レスキューロールを用いた要救助者引き込み訓練の模様

救急講習の模様

心肺蘇生法訓練の模様