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地震時の家具の危険対策

地震に備え、今一度、家庭の家具の転倒防止など室内の安全対策を見直しましょう。まず、生活空間にある家具を減らし、「安全スペース」を作ることが大切です。長い時間を過ごす寝室や居室には、背の高い家具を置かないように整理し、その上で、家具が倒れて負傷する危険や避難路をふさいだりしないよう配置を変更しましょう。

家具の転倒対策グッズで効果が高いのは、L字金具などネジで固定するタイプですが、壁を傷つけたくない場合は、ポール式の突っ張り棒と家具の前下部に挟み込むストッパー式の2種を組み合わせれば効果が高くなります。

また、ガラスや食器棚のガラスが割れてケガをしないよう、飛散防止フィルムや扉をロックするグッズなどで対策をしておきましょう。

災害時の停電に備える

災害時の停電に備える

地震や台風、豪雨など自然災害による影響で、長時間にわたり停電が起きることがありますが、電力が復旧した時に発生しやすい「通電火災」にご注意ください。

通電火災は、電力が復旧した際、破損した電化製品が発熱、発火したり、落下した可燃物が電化製品に接触することで発生します。阪神淡路大震災や東日本大震災時の火災原因の一つと考えられており、水害でも出火原因となります。

通電火災を防ぐには、停電中に自宅から避難する際にブレーカーを落とすことや、電力復旧後は電化製品や配線が破損していないかを確認してから使うことが必要です。

煙の発生など異常を見つけたら、直ちにブレーカーを落として、消防署へ連絡してください。

災害時の停電に備える

地震が起きたら

まず、自身の安全を確保しましょう。

  • 机等の下に潜り、脚をしっかり握りましょう。|座布団やクッションがあれば、頭を保護します。
  • 扉を開けて、出入口を確保しましょう。
  • 慌てて戸外に出ないようにしましょう。|住宅地等では、ブロック塀や石塀が倒れてくる恐れがあります。|屋根瓦や2階ベランダからの落下物にも注意しましょう。

災害用伝言サービスの活用を!

携帯電話は、現代人にとって必需品となっており、大災害での安否確認の有効な手段ともなっています。

東日本大震災では、7割弱の人が携帯電話で安否確認を行いました。

東日本大震災では、7割弱の人が携帯電話で安否確認を行いました。このように多くの方が、電話による安否確認を行ったために回線が繋がりにくい状態となりました。
こうした状況を回避するため、「災害用伝言サービス」が各携帯通信会社により開始されました。

事前に、家族や友人または職場の同僚たちと話し合い、安否確認の方法を決めておくなど、いざという時に備えましょう。

【サービス内容】

災害用伝言ダイヤル(171)
災害時に『171』をダイヤルし、音声ガイダンスに従って操作することで、伝言の録音、録音された伝言の確認ができるサービスです。
携帯・PHS版災害用伝言板サービス
災害時に、携帯電話各社のパケット通信サービスを利用して、災害用伝言板に伝言を登録・閲覧できるサービスです。
災害用ブロードバンド伝言板(Web171)
災害時に『専用Webページ』に伝言を登録・閲覧できるサービスです。
災害用音声お届けサービス
災害時に、音声通信に代わってパケット通信により音声メッセージを届けるサービスです。

※詳しい内容については、下記各キャリアのHPにてご確認ください。

『外部リンク』