消防豆知識

防炎製品って?

投稿日:2013年2月14日

私たちは、たくさんの繊維製品に囲まれて生活しています。しかしその多くは燃えやすい性質があり、火災に発展する要因のひとつになっています。
それらを改良し、燃えにくくすることによって、火災による被害を軽減できるよう様々な製品があります。

1、防炎製品の特長

①火がつきにくい!
防炎製品は、繊維の燃えやすい性質を改良し、たばこやライターなどの火源に触れても燃えにくくなっています。
②燃え広がらない!
防炎製品は、火がついても燃え広がらない性質があり、黒く焦げる程度です。
③毒性がない!
衣類や寝具といった、肌に接触したり幼児がしゃぶったりするものもあるため、法律で禁止されている化学薬品はもとより、禁止されていない化学薬品であっても、厳しい試験をおこない、毒性・発ガン性・皮膚への障害などがないものとしています。

2、どんなものがあるの?

防炎製品には、次のようなものがあります。

  • ふとん類(掛・敷ふとん、こたつふとん、座布団)
  • カバー類(シーツ、ふとんカバー、枕カバー)
  • 毛布類(毛布、タオルケット、ひざ掛け)
  • 衣類(パジャマ、ゆかた、ネグリジェ、エプロン)
  • その他(障子紙、カーテン、自転車やバイクのカバーなど)

防炎製品には、このような表示が付いています。