消防豆知識

全国火災予防運動の始まり

投稿日:2013年2月14日

全国火災予防運動が始まったきっかけは、昭和2年3月7日に、丹後西北部を襲ったマグニチュード7.5の「北丹後地震」でした。
北丹後地震から3年後に、第1回の防火運動が近畿地方で実施されました。京都、大阪、兵庫、滋賀および奈良の二府三県が参加し、実施要綱を定めて火災予防に関する講習やラジオによる広報を行ったほか、小学校での火災予防の講話、さらには消防職員や警察職員による消防演習などが、盛大に行われました。
開始当初は、1日だけの活動でしたが、終戦の年の昭和20年に、GHQ(連合軍総司令部)の指示により、10月21日から27日までの一週間を、全国一斉の火災予防運動として行いました。これが、火災予防運動を一週間として行った始まりです。