消防豆知識

消防団の歴史

投稿日:2013年2月14日

いつも、火災があるたびに自分の仕事を投げ出して駆けつけてくれる心強い消防団。そんな消防団の起源はどんなものだったのでしょうか?

消防団の歴史は古く、江戸時代、八代将軍吉宗が江戸南町奉行の大岡越前守に命じて、町組織としての火消し組である店火消(たなびけし)を編成替えし、町火消「いろは四八組」を設置させたことが、今日の消防団の前身であるといわれています。各火消組に「いろは」等の名前を付けたことにより、お互いの名誉にかけて競い合って働くという意識が生まれ、消防の発展に多大な成果を得ることとなりました。

そのころの村落部の消防については駆けつけ消防が主で、城下町のような「いろは四八組」的なものはありませんでした。村の若い衆が自主的に集まってきて火を消していたということです。