消防豆知識
救急現場のエキスパート救急救命士
投稿日:2013年2月14日
「救急救命士」は、厚生労働大臣の免許による医療従事者で、平成3年に制定された国家資格です。救急現場での応急処置の充実と救命率の向上を目的に設けられました。救急救命士は心肺停止状態の傷病者に対して、医師の指示のもとに、器具を用いた気道確保や静脈路確保のための輸液などの「救急救命処置」を行うことができます。
また近年、救急救命処置の範囲が拡大され、県のメディカルコントロール協議会の認定を受けた救急救命士は、「気管挿管」や「薬剤(エピネフリン)投与」を行うことができるようになりました。