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松山圏域消防・防災関係機関合同訓練を実施しました

投稿日:2024年8月30日

 令和6年8月21日(水)、伊予市中山町の栗の里公園にて、松山圏域消防・防災関係機関合同訓練を実施しました。

 この訓練は、災害時におけるひっ迫した消防通信環境に対応するため、松山市消防局広報通信車の画像伝送装置や無線中継装置を効果的に活用することにより、愛媛県ドクターヘリや当消防本部を含めた各機関との円滑な連携・協力を図ることで、助けを求める要救助者の救命率向上を目指すことを目的として実施しました。

 今後も、他機関との訓練を重ねることで連携を強化し、災害のみならず様々な現場への対応力向上に努めていきます。

救出活動と並行して行われる映像伝送のための現場撮影の様子

現場映像をモニターで確認するフライトドクター

救出後のフライトドクターによる観察処置

愛媛県緊急消防援助隊統合機動部隊の訓練を実施しました

投稿日:2024年8月30日

 令和6年8月20日(火)、松山市の県消防学校大規模訓練場において、愛媛県緊急消防援助隊統合機動部隊の訓練を実施しました。

 この訓練は、緊急消防援助隊の中でも、被災地に先遣隊として派遣される統合機動部隊である、松山市消防局と当消防本部のハイスペックドローン運用隊が合同で行ったもので、統合機動部隊の体制強化を目的としました。

 近年の自然災害の頻発に伴い、消防広域応援活動の充実強化がより求められておりますので、今後も訓練を重ね、被災地住民の皆さんの被害軽減につながるよう努めてまいります。

訓練参加隊員

ハイスペックドローン機能説明

訓練の様子

「救急の日」・「救急医療週間」について

投稿日:2024年8月26日

 厚生労働省と総務省消防庁は、救急業務及び救急医療に対する国民の正しい知識と認識を深め、救急医療関係者の意識の高揚を図ることを目的に、毎年9月9日を「救急の日」、また、救急の日を含む1週間(9月8日~14日)を「救急医療週間」と定めています。

 伊予消防等事務組合管内における令和5年中の救急出動件数は4,456件で、前年より282件増加しています。伊予消防等事務組合では、119番通報で救急要請を受けると、対応可能な最も近くの救急車が出動しています。しかし、救急車の数は限られています。救急要請が集中、増加して周囲の救急車が出動してしまうと、遠くの消防署から駆け付けるため、救急車が現場到着するまでに時間がかかります。

 また、救急車で搬送された人のうち、入院を必要としない「軽症」と診断された方は50%以上を占めています。緊急性のない救急要請が減り、生命の危機が迫っている人のもとへ、一刻も早く救急車が到着できるよう、限りある救急車の利用について、ご理解とご協力をお願いします。

 急な病気やけがで「今すぐ病院に行った方がいいのか?」、「救急車を呼んだほうがいいのか?」など、迷った場合は、えひめ救急電話相談「♯7119」をご利用ください。医師、看護師等の医療従事者による相談を24時間・365日 受けることができます。